多重債務の返済で困ったなら借金を減らす方法があります

多重債務って何?

多重債務とは、複数の金融機関や貸金業者からお金を借りている状態の事を指します。
基本的には返済状況が順調でもそうでなくても多重債務とはいいますが、会話として多重債務いう言葉を使う場合、多重債務に陥っていると表現したり、多重債務でどうにもならないと伝えたりするのが殆どです。

 

複数の知り合いから個人的にお金を借りているのも多重債務と言えなくもないのですが、テレビや新聞、またはインターネット等で多重債務という言葉が使われている場合、大体は複数の消費者金融からお金を借りている状態だと考えてください。
例外はありますが、銀行(金融機関)は他で借金がある時点でほぼ貸してくれないので、消費者金融で借金地獄=多重債務というのが一般的です。

 

利息的に考えると、最初はそれほど差は無いのですが、時間が経つごとに合計返済額が膨れ上がっていくのが多重債務です。
消費者金融の利息計算は、利用開始日〜返済日の期間が長くなるほど総額も少しづつ増えていく計算方法なのです。
また低額(10万円未満)程利息の割合は高い傾向にあるので、低額を複数社から借りるスタイルは一番利息が高くなってしまいます。
高額だと審査に通らないが故の複数社借り(多重債務)が、ますます返済を厳しくしてしまうのです。

 

多重債務だとお金が借りにくくなる?

 

結論の前に、少し変則的に考えてみましょう。
例えば必要金額が100万円として、それが1社で全て借りられるのであれば、そもそも多重債務の状態にはなりません。
それは100万円という高額を消費者金融側が融資してもいいという信用であり、返済能力があると判断されているからです。

 

逆に言えば、多重債務以前に1社目で必要金額が全額借りられなかった時点で、既に借りにくいのです。
100万円を手に入れられる程の収入もしくは信用がない証明であり、貸金業者経由で全額用意するのは無理だと判断した方がいいでしょう。

 

実際の所、100万円を3社で40・30・30万円と借りるとしても、成功率はほぼありません。
2社目の30万円まではなんとかなる可能性もありますが、3社目の30万円はまず無理です。
貸金業者は信用情報を元に融資を判断するので、既に70万円を他で借りていて現時点では未返済となっている時点で、最後の30万円などとても融資できません。
そういう意味で多重債務状態だとお金は借りにくくなると言えますが、どちらかというと目標金額が無謀なのです。

 

結論として、多重債務ができる程審査に通るのなら、最初から1社目で全額用意してもらえます。
つまり多重債務であっても一切借金をしていなくても、結局は収入と信用次第です。
多重債務が借金をし辛くするのではなく、最初から信用の時点で厳しいというのが正しいのです。

 

3社、4社、5社借り入れしている時はもう債務整理も考えよう

 

多重債務というのは、ハッキリ言えばそうなった時点でほぼ完済は難しいのです。
それこそ宝くじが当たる等の望外の幸運が降ってこない限り、返しきるのは不可能でしょう。

 

というのも、多重債務になるという事は1社目で借りた金額では足らなくなったという事です。
特に大体の消費者金融は、完済していなくても途中で借り増しが可能です。
借り増しが可能なら2社目に融資の相談をする必要もなく、利用可能の枠内で何とかやっていける筈なのです。
つまり2社目に突入した時点で1社目の利用限度額を突破しているか、借り増しプランが無いか断られたかという事になります。

 

消費者金融の審査というのは、意外に正確です。
例えば30万円以上は融資できないと判断された場合、30万円以上融資してもその人にはまず返せないだろうという事です。
これは事前に年収と生活状況を見て判断されているので、30万円が自身の返済可能なギリギリのラインです。
30万円以上必要なら、今の状態では諦めた方がいいのです。
50万円を借金して返せる力があるのであれば、最初から融資は受けられています。

 

多重債務はプロがこれ以上は無理だと判断したところを、素人がまだまだやれると勘違いしている状態です。
その結果は多少の例外はあれど、ほぼ借金地獄しか待っていません。
そして返せなくなった先は、債務整理です。
この場合既に利息が膨らみすぎている場合が殆どなので、大体は自己破産することになります。

 

この例では消費者金融を通っていますが、実際は借りられた金額と必要金額があまりに遠い場合は、始めから債務整理を考えた方が無難です。
30万円の融資に対し必要金額が100万円〜300万円等といった場合、借りる前から既にどうにもなりません。
消費者金融の審査はある意味自力でどこまでやれるかを第三者の目線から教えてくれるので、自分が今どういう状態なのか知るには最適です。

 

残り数万円足りないという程度ならともかく、50万円も100万円も足りないのであれば、それはもう自力で解決するのは不可能です。
頑張って働けば何とかなるというラインを突破しているので、素直に債務整理を考えましょう。
お金の問題というのは、絶望的に見えても殆どは解決方法が存在します。
必要なのは多重債務ではなく、自分ではもう無理だと自覚する事なのです。

 

多重債務について相談出来るのはどこ

 

最近は有名ですが、弁護士事務所や司法書士事務所を探しましょう。
たまに昔の基準である、30分5千円の弁護士相談を思い浮かべる方もいますが、今は殆ど無料です。
現実的な話でいうと、これだけ過払い金や債務整理の相談が有名になった今では、そんな事をしていてはやっていけません。
職業が特殊なので忘れがちですが、弁護士や司法書士も相談者(お客)を呼ばなければやっていけない商売なのです。

 

インターネットならば検索で、街角法律相談と入れてみてください。
大体の検索エンジンで「街角法律相談所」というサイトが一番上に来るので、最寄りの事務所がすぐ検索できます。
この際評判も勿論大事なのですが、ある程度は自分が通える範囲の事務所を選んでください。
多重債務や金銭に対する相談は大体1回で解決することは少なく、いざ債務整理となれば何度も事務所に足を運ぶ事になります。
都心にお住まいの方は別としても、評判がいいからと言って県外の法律事務所を選ぶのはあまりお勧めできません。
ただでさえお金に苦しんでいるのに、交通費が嵩む羽目になります。

 

特に今となっては多重債務→債務整理は事務所にとっては一般的な仕事であり、ウチでは厳しいですと断るような事務所は基本的にありません。
自転車屋におけるパンク修理、水道屋で言えば水漏れ対処です。
それができなくてどうするという類の仕事なので、宣伝している事務所以外は頼れないという事はありません。