3社、4社、5社借りてるのですか?

多重債務でもお金を借りたいけど可能なのか

多重債務とは消費者金融やクレジット会社、銀行などの複数の貸金業者から借入をしていて、その借金の返済が困難になっている人を言います。
言い方を変えると多重多債務者という呼び方もあります。
ではこの多重債務者が新たに借入をすることかできるかと言うと、正直なところかなり難しいです。

 

貸付を行う消費者金融や銀行は、お金を借りたい人がいれば貸したいわけです。それは貸し付けた借金の利息が貸付をしている業者の収入になるからです。
しかし、収入と支出のバランスが崩れた人は返済をすることが困難な状態にあるので利息すら回収できないことになります。
消費者金融や銀行など貸付をしている会社が審査をするのは融資の申請者に対して融資をしても回収の見込みがあるか計るわけです。
安定した収入や継続的な収入が貸付の条件にありますが、要するに貸す側としてはいっぱい借りていっぱい利息を払ってほしいわけです。

 

しかし貸付側として一番避けたいのは自己破産や債務整理など法的手続きに出られることにより回収できなくなることです。そうすると借入をしたい人に対して余力を計るわけです。
消費者金融や銀行などの貸付をする業者としては「いくら貸せるか」ということを調べるとともにその人の債務の状況を調べているわけです。
逆に多重債務者でも融資可能といっている消費者金融は危険な感じがしますので、しっかりと調べた上で選んだ方が良いです。

 

自転車操業はしない方がいい

 

自転車操業を辞書などで調べると、「自転車は進んでいれば倒れないけど進むのを止めると倒れてしまうことを例えて、借金の返済期限が次々に来るが返済のための現金が手元に残っておらず、そのために新たな借金をしてしまい、その新たな借金返済のためにまた借金を繰り返すような状態」とあります。
これは自己破産に陥る典型的なパターンと言えます。

 

キャッシングがTVのCMなどでよく流れるようになり、電車の中刷り広告に溢れています。
昔は「借金=悪」のイメージがありましたが、こうしたCMや広告の影響で「借金=気軽に借りれる」というイメージに変わってきています。
この「気軽さ」が、借金をしている状態に危機感を持たなくなり、返済が厳しくなってきたら「また新たに借りればいいや」ということになってしまっています。

 

借入額が少ないうちは自転車操業もできますが、金額が大きくなってくるとそのうち新たな借入ができなくなります。
収入と支出のバランス、つまり年収と借金のバランスが崩れた時に手詰まりになってしまいます。
自転車操業で膨らんだ借金の返済金額はもはや月々の給料では補いきれなくなるわけです。

 

こうなると弁護士などの専門家に依頼して、自己破産や債務整理などの法的な助けがないと借金地獄から抜け出せなくなります。
借金は時と場合を選べば大変便利ですが、一度間違えると破滅の道につながっているのです。